狭間の世界 9
シモンズ博士ご苦労ご苦労。 報告は受けている。
シモンズ博士我が研究に、大いなる進展が得られたよ。
シモンズ博士約束の礼をさせてくれ。 キミの通信デバイス……ちょっといいかな?
シモンズ博士キミの通信デバイスに、小型化した例の探知機能を組み込んだ。 使い方は、先程説明した通りだ。
シモンズ博士それにしても……
シモンズ博士キミはどこの出身だ? そのデバイス……一般人のそれではない。
シモンズ博士私でも理解できない部分が多かった。 いったい……何に使う機能だ?プレイヤーそれは答えられない
プレイヤー…………
プレイヤー世界崩壊を防ぐのに必要な機能だ
シモンズ博士…………答えられない、か。 まぁそうだろう。
シモンズ博士ダンマリか。
シモンズ博士キミは“訓練を受けたエージェント”のような 反応をするんだな。
シモンズ博士答えられないなら正直にそう言ってくれ。 この場はそれでよしとしようじゃないか。
シモンズ博士それが本当なら興味深い機能だが…… それではまるでこの国のアニメじゃないか。
シモンズ博士無論、私もその手の作品はたしなんでいるが…… 安易なウソはよくないな。
シモンズ博士先進国の政府系機関は、こぞって 位相電子生命体を追っているというし……
シモンズ博士諜報員の一人や二人は驚くことでもない。 私が驚嘆しているのは……そのデバイスの美しさだ。
シモンズ博士それを作った人間は……天才だろう。 この私以上かもしれない。
シモンズ博士キミのことが非常に気になってきた……! その素性、そして背後にいる者だ。
シモンズ博士簡単に口を割れない立場なのは想像できる。 しかし、私は諦めが悪くてね。
シモンズ博士長い付き合いになりそうだな。 ふふふふ……。